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【病院行こう】最近眠れないな、と思ったときにすべきこと1選

結論:できるだけ早く病院に行っておいた方が後々いい。ソースは俺。

寝る時間はあるのに寝れない

最近なんだか体調が悪い…そういえばあまり眠れないな……。そんな人も多いのではないだろうか。今日は早く帰って、テレビやゲームを我慢して早く床についても、なんだか目が冴えてしまって眠りにつくことができない。寝たと思ってもすぐに起きてしまう。明日も仕事なのに…。

現代はストレス社会

一度シンプルに不眠症を疑ってみてもいいんじゃないか、と私は思う。「ストレス社会」という言葉はよく聞かれるが、私たちは日々ストレスを受けながら暮らしている。もしかしたら、何らかの心理的不調が不眠の原因かもしれない。全員がそうと言うつもりはさらさらないが、「もしかしたらそうかも?」という心当たりがある人も多いだろう。

夜になっても眠れない

いわゆる「入眠困難」という症状。不眠症というとこの状態をイメージする人が多いんじゃないかと思う。寝床に入っても眠れずに困るという状態で、結果的に睡眠不足になる。私もかつてはこの症状があり、ずっと布団に入っていても寝付くのが朝5時、6時になることがざらにあった。もちろん仕事があり起きるのは7時半、結果2時間くらいしか寝てない…という具合である。いわゆる「寝てない自慢」ではない。寝たい。切実に。

一旦は眠れるが、すぐに起きてしまう

こちらは「中途覚醒」と呼ばれる症状で、不眠症の一種である。なかなか良い睡眠(深い睡眠)が得られず、夜中に何度も起きてしまう状態のことだ。こちらも寝てはいるものの起きている時間があるので睡眠不足につながる。私の場合、ひどいときはベッドにいる時間の半分くらい途中途中起きている時間があり、熟睡した感覚が得られない、疲れが残るという問題があった。そのほかには「早朝覚醒」という、やたら朝早く起きてしまって困る、という状態もある。

睡眠不足はあらゆる不調を招く

慢性的な睡眠不足はあらゆる不調のもとになるんだ。十分な睡眠を維持できていないと体や脳のパフォーマンスが下がるだけでなく、病気の原因にもなる。病気の症状のひとつに不眠があることもあるし、病気につながることもある。睡眠をしっかりとることはそれだけで健康につながる。ちなみに寝過ぎも問題らしいが、ここでは省略する。

体の不調

睡眠不足は体に影響を与える。具体的には、免疫機能が低下する、高血圧・心不全・虚血性心疾患・脳血管障害など生活習慣病のリスクが上がる、などがあり、そもそも「不眠症(睡眠障害)」も生活習慣病の一部であるという指摘もある。生活習慣病のリスクが上がる原因はストレスホルモンであるコルチゾールが増えることによる。また、日中の眠気、疲れが取れないなども症状として出てくる。

頭の不調

睡眠不足は頭にも影響を与える。脳は体の一部なので当然と言えば当然である。具体的には、集中力・判断力・注意力・記憶力など認知機能が低下するといったものなどがある。シンプルに脳のスペックを発揮できなくなり、頭が悪くなるというイメージでいい。仕事や勉強の効率も、もちろん低下する。

心の不調

睡眠不足は心にも影響を与える。ある有名な精神科医がいうように、「心は脳」なので当然である。具体的には、ストレスやイライラすることが増える、うつ病につながるなどのものがある。精神的にも不安定になり、ネガティブ思考が増えるという傾向があるようだ。

病院に行って睡眠薬を処方してもらう

そこですることが病院や睡眠薬に頼ることなんだ。それも、できるだけ重症化する前に。不眠症や睡眠障害は心身の不調の原因となり、時には鬱などより重い病気につながることもある。何事も初期消火が肝要。

睡眠薬は意外と安全

睡眠薬と聞いて、不安に思う方や悪いイメージを持っている方も多いだろう。しかし、用法容量を守れば睡眠薬(に限らずほとんどの薬)は安全である。逆に用法用量を守らなければ危険だったり効果が出なかったりする。もちろん体質によって合う合わないがあるので、医師の監督のもと服薬調整をしなければならない。

市販の「睡眠薬」は微妙

薬局等に売っている「睡眠薬(睡眠改善薬)」は微妙。もちろん効果がないわけではないが、効きが弱かったり、高価だったりする。だったら、最初から病院に行って自分に合った薬をもらった方がいい。保険も効く。
それに、市販されている睡眠改善薬の主成分はアレルギーの薬(花粉症の薬)などと同じものが多いんだ。アレルギー薬の副作用に「眠気(傾眠)」がある。アレルギー薬を飲んだ後、車を運転しないようにという注意書きがあるのはこのためだ。何を言いたいかというと、「睡眠改善薬はアレルギー薬の副作用で寝るのと同じことですよ」ということ。試す分には試してもいいだろうが、あまり期待しない方がいい。
加えて、アレルギー薬との飲み合わせにも注意が必要だ。これも医師や薬剤師・登録販売者に確認した方がいいだろう。

睡眠薬はとりあえず飲めば効く

私の体質もあるだろうが、感想としてはとりあえずちょっとはマシになる、ということ。もちろんいきなり最大量服薬するのではなく、様子を見つつ量を増やしていくことになるが、最初に処方される量でもとりあえず今までよりマシにはなる。
重要なのは、「ちょっとでも効いている実感があること」なんだ。そして眠気をキャッチしたらすぐに寝ること。体質にもよるが、飲むと大体30分くらいで効いてきて眠気が出てくる。スマホを触るのをやめて、部屋の照明を落としておくとよりスムーズに寝られるだろう。

睡眠薬を飲んででも寝てくれ!!

そして、睡眠薬を飲んででも寝た方がいい。むしろ寝てくれ!と思っている。一度ちゃんと寝られると、驚くほど体調がよくなるし、イライラや不安感も収まる(体感)。ここで寝ておけば未来の健康につながるし、医療費も無駄にかからない。病院に行く時間も最低限で済むし、仕事も今まで通り、いや今まで以上に捗るかもしれない。睡眠は健康への投資であり、睡眠を回復することは日常を取り戻すことなんだ。

乱用は絶対にするな

ここまで睡眠薬をおススメしてきたが、もちろん乱用などしてはいけない。適正な範囲では極めて安全であるが、多量摂取は健康を害するし、耐性もつくし、およそいいことがない。服薬管理はしっかりとしなければならない。
もし効きが悪いとか、体質に合わないといった場合は迷わず、できるだけ早く医師に相談するのがいいだろう。現在の服薬状況や副作用の状況から、量の調節や薬の変更にも応じてくれる。もちろん状況によっては様子見になることもあるが、どんな場合でも自己判断は避けた方がいい。

意外とみんな精神科に行っている

気になる人もいると思うのが精神科クリニックへの通院で、場合によっては嫌悪感を抱く人もいるだろう。だが、安心してほしい。意外とみんな精神科に行ったことがある。
代表的な例を挙げてみると、診断が下りた数だけでうつ病は生涯に15人に一人が発症するという。発達障害はグレーゾーンを含めば10人に一人はいるらしい。不眠症に至っては、なんと成人の30~40%が何らかの不眠症状を抱えているという。不眠症は十分「国民病」であり、その関連で通院する人も多い、というわけだ。
そして、不眠症は脳や体のどこかに何らかの不調がある、ということでもあるんだ。脳=臓器の不調なら、病院に行った方がいいよね?
加えて、何よりも物語っているのが精神科の初診予約がなかなか取れないことだ。病院がパンパンということは、それだけお客がいる、ということである。

隠れた原因が見つかることもある

さっきも言ったように、不眠症は脳や体のどこかに何らかの不調がある、ということでもあるんだ。究極的に言えば、その原因を改善することが不眠症の改善につながる。病院に行って医者に診てもらうことで、隠れた原因が見つかることもあるんだ。
そして睡眠不足になると、自分ではその原因に気づいていないことも多いんじゃないか、と思う。睡眠不足によって思考力が落ちているからだ。一度客観的な視点で自分の状態を確認するためにも、早いうちに病院に行っておいた方が、後々お得なのだ。

病院に行け!!

俺のおすすめはとにかく病院に行って、場合によっては(おそらくほとんどの場合は)睡眠薬をもらうことだ。これが一番手っ取り早いし、リスクも低いし、お金もかからない。そのほかの対策や予防策は、とりあえずある程度体調がよくなってからでいい。

病院に行って健康と安心を買う

病院に行って専門家に診てもらい、薬をもらってしっかりと寝る。今現在なかなか寝られずに困っているとすれば、それが健康に直結するだろう。もしかしたらほかの原因があるかもしれないし、治ったら治ったで安心できる。健康と安心を買う、という意味でも、病院に行くことを考えてみてもいいだろう。

病院に行って初期消火をする

また、今はまだ大丈夫と思わずに、できるだけ早く病院に行くことをおススメする。睡眠の悪化からより大きな病気に繋げないために、不眠症の隠れた原因を見つけるためにも。いち早く精神科に行くことは初期消火なのだ。
君は国保か社保か、何らかの健康保険に加入している。その健康保険証は飾りではない。

精神科の初診予約はなかなか取れない

しかし、なかなか精神科の初診予約が取れないこともまた事実である。だからこそ、できるだけ早い段階で行動に移すこと、つまり予約の電話を入れることが必要なのだ。予約待ちの間により体調が悪化しているかもしれない。もし不眠症が改善したなら、予約をキャンセルすればいい。ほかにも初診を待っている患者はたくさんいる。

周囲の目より自分の健康

精神科に行くことで周囲の目が気になるかもしれないが、そんなものは気にせず通院すればよい。自分から言わなければばれることもないし、そもそも自分の健康の方が重要なのは言うまでもない。一歩踏み出してみれば、案外あっけないものだ。

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